【AI新時代】出遅れた日本、迫る中韓 産業と連携「勝機は必ずある」 (3/5ページ)

2016.6.8 14:00

 今年3月、米グーグルの人工知能「アルファ碁」が世界トップ級の韓国人プロ棋士を相手に成し遂げた歴史的な勝利は、日本でも反響を呼んだ。

 「私たちが初めて人間に勝つつもりだったが、先を越されてしまった」。動画サイトを運営するドワンゴの山川宏人工知能研究所長は悔しさを隠さない。世界最強の囲碁ソフトを開発すると発表してから、わずか約1週間後に味わった“敗北感”だった。

 トヨタ自動車は今年1月、米国に人工知能研究の新会社を設立。5年間で10億ドルを投資すると発表した。日本企業としては最大規模の投資だが、米企業と比べると小粒の印象はぬぐえない。東京大の松尾豊特任准教授は「日本企業は伝統的にものづくりを重視し、ソフトへの投資に消極的な傾向があるためだ」と背景を分析する。

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 人工知能の発展には人材も欠かせない。海外では既に獲得競争が過熱している。2013年3月、米グーグルは人工知能の第一人者、カナダのトロント大のジェフリー・ヒントン教授が設立したベンチャー企業を買収、研究室の大学院生2人も獲得した。

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