セブン、関西でも勢力拡大 「西日本プロジェクト」でローソンとファミマ追撃 (2/4ページ)

2016.6.19 07:18

セブン-イレブンは関西発の商品開発を進めてきた

セブン-イレブンは関西発の商品開発を進めてきた【拡大】

  • 関西発の商品開発を進めるセブン-イレブン。関西のオーナーや店員向けに開かれた商品展示会

 だがセブンはここ数年で店舗を関西で急増させ、大手2社に猛追している。攻勢の起爆剤となったのが、セブンが平成26年に社内に発足させたチーム「西日本プロジェクト」の存在だ。それまで商品開発は東京発のみだったが、その一部を西日本プロジェクト主導の関西発に切り替えた。商品開発部門だけでなく「店舗指導、店舗開発の社内複数の部門の声を取入れる横串を通したチームにする」(セブンイレブン・ジャパン)ことで、地域に根ざした売れる商品づくりに取り組んだのである。

 プロジェクトがスタートして3年目に入ったが、すでに関西仕様の商品を数多く投入し、売り上げなどで一定の成果も出てきた。特に弁当・惣菜類でこだわったテーマが「本みりん」「牛肉文化」「関西らしさ」という。

 例えばレトルト惣菜「7プレミアム肉じゃが(246円)」は26年8月に使用する肉を豚バラ肉から牛バラ肉に変更。豚だった時に比べ販売数を45%も伸ばした。玉子焼きは26年9月から「だし巻き玉子(100円)」を投入。鰹だしと昆布だしをベースにし、販売数を3倍にのばした。

 デザートも関西色を濃くした。シュークリーム「バニラ香る濃厚カスタードシュー(130円)」に、関西の洋菓子専門店では定番になっている「バニラビーンズ」を使用。甘くクリーミーな香りの植物香料に着目した。さらに、関西ではおなじみの岩のようなゴツゴツ感を再現し、以前よりも売り上げが30%増えたという。

味と価格にシビアな関西で他社と勝負する上で、セブンが最も意識したのが…

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