格付投資情報センター(R&I)は20日、燃費不正問題が発覚した三菱自動車の発行体格付けを「トリプルB」から「トリプルBマイナス」に1段階引き下げたと発表した。国内販売に響くほか、燃費性能が他社に劣るなど開発力の課題が浮き彫りになったためとしている。
三菱自動車は、ガソリン代の差額分など顧客への補償が約650億円に上る見通し。今後も、燃費を水増ししていた軽自動車の供給先である日産自動車や取引先への補償が膨らむのは確実で、同センターは引き続き、格下げ方向で検討する。
三菱自動車に関しては、米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も、不正発覚後に同社の長期会社格付けを2段階引き下げている。