加速する日本の「エレベーター競争」 東芝は再び「上昇気流」へ乗るか (3/3ページ)

2016.6.20 06:58

開発したマシンルームレス・エレベーター「スペーセル―GRⅡ」

開発したマシンルームレス・エレベーター「スペーセル―GRⅡ」【拡大】

  • 「スペーセル―GRⅡ」のカゴと乗り場の隙間(東芝提供)
  • 従来機種のカゴと乗り場の「隙間」(東芝提供)

 環境配慮型の商品や環境保全活動を紹介するために1989年から続けてきた「東芝グループ環境展」も、今年は開催見送りも検討したというが、環境活動の担当役員も務めた経験がある室町正志社長がゴーサインを出し、今月9、10日に開催した。「GRII」の技術も紹介され、来場者の注目を集めた。

 エレベーターなどの社会インフラ事業は、エネルギー、半導体と並ぶ東芝の新たな成長の柱として期待されている。

 今年は東芝にとって、66年の昇降機事業開始から50周年にあたる。「GRII」はその記念モデルとして位置付けられ、販売目標は年間約5000台だ。

 マシンルームレス・エレベーターは、業界トップの主要環境性能を持つ製品群「エクセレントECP」の中にも含まれる。東芝を再び「上昇気流」へと乗せられるか。(宇野貴文)

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