--メーカーとして、この状況にどう対処するのか
「サミーは今春、新規制に準拠した新商品としてパチンコ『CR真・北斗無双』を発売。これがおかげさまで高稼働を維持している。これは、新基準の下でもヒット商品は生み出せる、という一つの例だ。メーカーとしては、いろいろ条件は厳しくとも開発の余地はある」
「プレー単価とプレー時間をどう考えるかでもある。業界はプレー単価が上昇したことでファンを減らしてきたという面がある。こうした中で、いわゆる“1円パチンコ”が普及してきた。かつて多くのファンがいた時代と変わらないプレー単価である程度の時間遊ぶことができるようになっている。プレー時間についてもファンの多様なスタイルに合わせた、短時間でも十分に楽しめるもの、ある程度まとまった時間で遊べるものと多様なラインアップにしていく必要がある」
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■健全化伝えるためにも広告規制緩和を
--問題は、どうファンを呼び戻すかだ
「昔と同じプレー単価で遊べる環境はできた。しかし、プレー単価の上昇に伴って遊技から離れた“元ファン”にどう訴求するのかが難しい。遊技には広告宣伝に関わる規制もあり、営業拡大を目指した広告が難しい。競馬や競輪、競艇などが大規模な広告を展開している半面で、娯楽であるパチンコが広告宣伝を規制されている。業界は健全化を進めており、現にプレー単価も下がった。これらを伝えるためにも広告宣伝しやすい環境を作っていきたい。今は業界にたくさんの問題があるが、それらときちんと向き合い、解決したら、胸を張って適正な広告が打てるようにしていきたい」