
三菱重工業と千葉工業大学が共同で開発した国内初の防爆性能を備えた遠隔操縦ロボット=12日、東京都港区(黄金崎元撮影)【拡大】
一方、富士ゼロックスと慶大SFC研究所も同日、データをもとに立体の造形物をつくる「3Dプリンター」の新たな規格を共同開発すると発表した。今後、賛同企業を呼びかけ、国際標準を目指す。
日立製作所は6月に東大、京大、北大と共同研究を行うラボを設置。各大学に研究員を派遣し、産学連携を活発化させている。
産学連携の加速は政府の後押しも大きい。今年度から5年間の「第5次科学技術基本計画」で、ITなど複数の技術を組み合わせ、技術革新を起こすための研究「ソサエティー5.0」を提唱し、多額の予算を付けて連携を促している。日本が国際競争力を高めるには、技術革新が欠かせず、産学連携はその起爆剤として期待が高まっている。