
自動運転技術を搭載した新型「セレナ」を披露する坂本秀行副社長(左)と中村公泰副社長=13日、横浜市西区【拡大】
独メルセデス・ベンツや独BMW、米テスラモーターズなど海外勢は上級モデルで同様の技術を搭載している。日産は量販車種に搭載して普及を目指す。
日産は、プロパイロットを2017年に欧州向けスポーツ用多目的車(SUV)「キャシュカイ」に搭載。18年に高速道の複数車線で、20年に一般道で自動運転技術を投入する方針だ。
自動運転技術をめぐっては、テスラ車が5月に米国で「自動運転モード」の走行中に衝突事故を起こし運転手が死亡。日産は「自動運転の要素が入った運転支援技術」と位置付け、ハンドルから手を離すと約10秒で警告音を発する機能を付けた。