
6月上旬の「お好み焼提案会」で紹介されていた業務用の「お好み焼シート」。これがあればうまく焼ける?!【拡大】
その一方で、全国各地の名物に合わせた業務用「ご当地ソース」も手がけている。
北は北海道の「ちゃんちゃん焼のたれ」から、新潟県の「タレかつ丼のたれ」、福岡県の「九州焼ラーメンのたれ」、宮崎県の「チキン南蛮たれ」…などなど。韓国や中国・上海でも同様のご当地ソースを展開しており、全部で15種類もある。
ソース以外にも、お好み焼きの業務用関連商品を展開している。なかでも、「特製いか天入り天かす天華」は、地元の広島だけでなく、大阪のお好み焼き店などでも人気を集めている。
日本を制覇し、今度は世界へ…
創業以来、「自然の恵みに感謝し、天然の味覚をつくる」という健康優先の理念を貫いてきたオタフクソース。ここ数年は海外の普及にも力を入れている。
平成10年に米国、24年には中国へと相次いで拠点を設けた。今年はマレーシアに合弁会社を設立し、世界に約16億人もいるといわれるイスラム教徒をターゲットにしたマーケット開発に乗り出した。