
岡野健二さん【拡大】
--今回のプロジェクトにおける役割は何ですか
岡野 空調・電気設備とエネルギーマネジメントシステムの融合を中心とした、プロジェクト全体のとりまとめ役です。
茂手木 I.SEMの機能要件設定や構成、制御ロジックを担当しています。電力自由化後の電力システムの中で、どういうデータに基づいて、どう制御したらどんなメリットが出せるのか、ということをシステムとして具現化しています。
横山 I.SEMにおけるハード部分(パワーコンディショナー、蓄電池など)の制御および性能評価を担当しました。
粕谷 ビルコミを使ったシステム設計を担いました。約40あるシステムを組み上げて、それをベンダーに実装してもらうための調整が主な業務です。
--どのようなところに仕事のやりがいを感じましたか
岡野 建築設備関連分野で、今回のようにビルコミとI.SEMをパッケージ化したようなシステム開発はめずらしく、経験したことのないものでした。今回の開発を通して、多くのサブシステムが繋がり、目標の性能を発揮して稼働するところに面白さを感じました。
茂手木 これまでの技術開発では、建物単体でのエネルギー消費の抑制が重視されてきましたが、近年、ICTの進歩により、建物が地域や電力網とリアルタイムに繋がって社会全体で効率化することが可能になってきました。その中で、建設業界だけでなく、さまざまな業種・ビジネスモデルとの連携が求められているのが今の状況です。5年後、10年後にどういう社会になっているか、国内外のさまざまな状況から予想しながらシステム開発を行うことが難しく、いつも悩むのですが、こうした未知領域への挑戦というのが面白いところです。