
岡野健二さん【拡大】
横山 今回の開発にはさまざまな専門企業に携わっていただいており、開発の上流として課題発見と情報共有のスピード感を意識しました。至らない点ばかりですが、自分の第一歩からシステムの品質が向上していくことに楽しさと誇りを感じました。社内外のバックアップにより、不具合の改善につなげられたことに充実感もあります。
粕谷 これまで取引がなかった専門企業の方にもご協力いただいてシステムを開発しました。今後、こうした連携はさらに増えてくると思いますし、それを私たちが先行して取り組んでいるという自負があります。また、最近、建設業界では高度なITを利用する事例が注目を集めてきています。私自身、電力自由化やスマートグリッドなどの新しいニーズに対して最新技術で建設とITをコーディネートすることに興味があります。
--大変だったことや苦労した点は
岡野 パッケージとはいえ、建物ごとにカスタム化する部分もありますので、のちのことを考えて手間がかからないようにどうシステムを組み立てるか苦労しました。
茂手木 一貫した制御ロジックは、どうしても一度は自分の中で熟考して作る必要があるのですが、複雑に作り込んでしまうとロジック自体の妥当性をメンバーやパートナー企業が客観的に検証できなくなってしまいます。その結果、考案した制御ロジックに致命的な欠陥があり、時間をかけて構築したプログラムがゼロに戻るというトライ&エラーをやってしまったこともありました。
横山 想定通りの運用とならない際の原因分析に注力しました。パートナー各社と専門領域を超えて協議し、運用データを共有しながら制御ロジックをチューニングしていきました。