“命綱”火力スリム化が至上命題 収益改善に躍起になる関電 (4/4ページ)

関西電力の相生火力発電所=同社提供
関西電力の相生火力発電所=同社提供【拡大】

  • 燃料の石炭化が検討されている関西電力の赤穂火力発電所=同社提供

 火力発電事業の効率化は、関電の財務状況を改善に向かわせる一方、営業エリアに越境してくる東京電力など他の大手電力や大阪ガスなどの大手エネルギー会社などとの自由化競争で避けられない取り組みになる。

 ただこれは、国が規制を設け新規参入や事業拡大を制限してきた「規制産業」の中で生きてきた関電が、原発ゼロという試練を前に自らの経営体力を筋肉質にするチャンスでもある。

 今後の厳しい自由化競争では、自らをスリム化する経営努力をどこまでできるかも勝敗のカギを握る。