
開発中の次世代小型電気自動車を囲む社員には、やる気がみなぎる=川崎市幸区のかわさき新産業創造センター【拡大】
【会社概要】FOMM
▽本社=川崎市幸区新川崎7-7 かわさき新産業創造センター本館214号 (電)044・200・4020
▽設立=2013年2月
▽資本金=5億348万900円(16年7月時点)
▽従業員=15人(同)
▽売上高=非公表
▽事業内容=小型電気自動車の開発・製造
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□鶴巻日出夫社長
■量産化へタイ投資会社と提携
--新規参入に向けてのハードルは
「取引先などには、年間1万台体制にすると説明していたが、当社の現在の規模ではなかなか信認を得られず苦労が多かった。ただ、台湾や韓国、中国の取引先は『喜んで協力します』というスタンスで、部品や部材の値段も安価に抑えてくれるなどの利点もある。このため、最初からグローバル展開を目指すことにした」
--製品開発を進める中で難しさはどこにあったか
「さまざまな面で難しい面があったが、特に、これまでドア設計の経験がなかったため苦労した。ドア回りは機能部品の集合体で設計などが難しい。当初は、スライドドアにするつもりだったが、現行モデルでは普通に横に開け閉めする『ヒンジドア』を採用した。開発開始から3年目でドアの部分もようやく形が見えてきた」
--今後の事業展開は
「来年9月の量産化開始に向け、タイの投資会社のグループ企業と提携した。まずは、タイで量産化し、タイ国内で販売する。2018年以降は、ASEAN(東南アジア諸国連合)各国や欧州へ輸出を開始する計画で、実現すれば万単位の量産につながるとみている」