
開発中の次世代小型電気自動車を囲む社員には、やる気がみなぎる=川崎市幸区のかわさき新産業創造センター【拡大】
--今後の新車開発のアイデアは
「今はベーシックタイプを開発しているが、車種の展開はどんどんやっていきたい。次に投入したいのは四輪駆動のスポーツタイプ。2シーターでドアが上部に開くガルウィングドアを採用する。すでに、設計を始めており、来年タイで開かれるバンコクモーターショーに出品したい。また、タイのリゾート地で、タクシーのように乗り降りしやすいタイプのEVの要望もあり、扉はなくゴルフカートのようだけれども、高級なイメージの製品も開発したい」
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【プロフィル】鶴巻日出夫
つるまき・ひでお 東京都立航空高専卒。1982年に鈴木自動車工業(現・スズキ)入社。その後、アラコ、トヨタ車体、SIM-Drive(シムドライブ)で小型電気自動車の企画や開発に従事。2013年にFOMM創業。54歳。静岡県出身。
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≪イチ押し!≫
■街乗り想定「Concept One」
「FOMM Concept One」は、FOMMが量産化を進める4人乗り小型電気自動車(EV)。白色をベースに、センターを黒色で塗装したスタイリッシュなデザインにした。最高時速は85キロ、走行距離はエアコンを使わない場合、約150キロと、主に街乗りを想定している。
全長は約2.5メートル、総重量は820キロとコンパクトだが、走りや乗り心地を追求。カーブをキビキビと曲がれる走行性や、気温の高い海外での需要に応えるためエアコンを搭載するなど快適性にこだわった。また、緊急時には水に浮き、ホイールが水をかいて推進する機能を持たせている。
自社生産ではないモーターなどの価格が高いというネックがあるものの、量産時の価格は100万円程度(バッテリー除く)に抑える計画だ。