米自動車大手フォード・モーターは16日、完全自動運転車の供給を2021年に目指すと発表した。米国での公道実験に使う試験車の台数を増やして開発を加速、日米欧の自動車メーカー間で激化する主導権争いを有利に進めたい考えだ。
フォードは開発強化に向けセンサーや地図などの技術を手掛けるベンチャー企業3社に出資・買収し、1社とライセンス契約を締結。西部カリフォルニア州にある研究開発拠点を拡大し、人員を大幅に増やす。
公道実験に使う試験車は今年中に3倍の約30台に増やして、来年にはさらに約90台に引き上げる計画だ。
21年の供給を計画するのは、配車サービス事業などに使う商用車。欧米メディアによると、ハンドルや、アクセル、ブレーキのペダルを備えていない仕様。マイカー用はその後の提供を目指す。(共同)