リゾート再生は「戦国時代」の様相 独自の価値をどれだけ生み出せるか (2/5ページ)

7月に先行オープンしたネスタリゾート神戸のホテルの正面玄関=兵庫県三木市
7月に先行オープンしたネスタリゾート神戸のホテルの正面玄関=兵庫県三木市【拡大】

  • 7月に先行オープンしたネスタリゾート神戸のバーベキュー施設=兵庫県三木市
  • 7月に先行オープンしたネスタリゾート神戸のバーベキュー施設=兵庫県三木市
  • 7月に先行オープンしたネスタリゾート神戸のプール=兵庫県三木市
  • ネスタリゾート神戸のプールにある大きなバケツから水が降り注ぐアトラクション「水の要塞」=兵庫県三木市
  • 星野リゾートが運営するロテルド比叡。京阪運営時より客単価が倍増している=京都市左京区
  • 星野リゾートが運営するロテルド比叡。京阪運営時より客単価が倍増している=京都市左京区
  • 星野リゾートが運営するロテルド比叡。京阪運営時より客単価が倍増している=京都市左京区

 ロテルド比叡でもすぐに改革に着手した。コンセプトを従来の「伝統的なフランス」から「湖にたたずむオーベルジュ(宿泊のできる飲食店)」に変更。レストランの料理も王道のフランス料理からアユやホンモロコ、ふなずしなど琵琶湖ならではの特産品を大胆に取り入れた料理に変えた。

 レストランのみの利用はできないようにし、「滞在する楽しみ」を加えた。チェックインから夕食までの間にワインや茶のセミナーを開催するほか、早朝には世界文化遺産・比叡山延暦寺で座禅などの「お勤め体験」を盛り込んだ。延暦寺の朝のお勤めは周辺の宿坊に泊まらない限り受けられない特別なもので、特に宿泊者からの人気が高いという。

 これにより、客1人当たりの1泊平均単価はこれまでの約1万5千円から3万円と倍増させた。総支配人の唐沢武彦さんは「京都観光のついでに立ち寄るのではなく、ロテルド比叡自体を目的地にしてもらう戦略」と説明する。

幹部数人を除きそのまま残った従業員の働き方も大きく変え…