日産自動車の大衆車「サニー」や「ブルーバード」のブランドがすでに姿を消す中で、今も昔の名前のまま売られるカローラ。その存在は、トヨタの成長を牽引(けんいん)してきた大きな“功労車”だけに「このブランドを100年続けたい」(6、7代目の開発担当の齋藤明彦顧問)との声があがるほどで、トヨタ社内でもカローラブランドへの思い入れは強い。
購入層高齢化 若い乗り手に訴求
そこで、ブランド復権に向けたてこ入れ策も次々と打ち始めている。一つが生誕50年に絡めた販売促進策だ。まず、9月1日に、発売50年を記念して、ハイブリッド車「カローラアクシオ」の特別仕様車「50(ゴーマル)リミテッド」を売り出す。
500台限定で、希望小売価格は240万円。初代モデルの特徴を踏襲し、シートなどの内装色は赤を基調としたほか、花冠をあしらった初代のエンブレムを車の後部に配した。さらに秋からは生誕50年に合わせたキャンペーンも展開。カローラの購入者に対して、関連用品やサービスを50%値引きするなど、「50」にかけた販促策を進める予定としている。