発売50周年でトヨタ「カローラ」復権へ 若返り急務、セダン購入者は平均69歳 (3/3ページ)

2016.8.22 09:00


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  • 1966年に発売された初代カローラ
  • 1970年に発売された2代目カローラ
  • 1974年に発売された3代目カローラ
  • 1979年に発売された4代目カローラ
  • 1983年に発売された5代目カローラ
  • 1987年に発売された6代目カローラ
  • 1991年に発売された7代目カローラ
  • 1995年に発売された8代目カローラ
  • 2000年に発売された9代目カローラ
  • 2006年に発売された10代目カローラ
  • 2012年に発売された11代目カローラ(現行モデル)
  • 1972年に登場した派生車「カローラレビン」(初代)
  • 1977年に発売された2代目「カローラレビン」
  • 1979年に発売された3代目「カローラレビン」
  • 1983年に登場した4代目「カローラレビン」(通称ハチロク)
  • 1987年に発売された5代目「カローラレビン」
  • 1991年に発売された6代目「カローラレビン」
  • 1995年に発売された7代目「カローラレビン」
  • 1982年に登場した2BOXカー「カローラII」(初代)
  • 1986年に発売された2代目「カローラII」
  • 1990年に発売された3代目「カローラII」
  • 「カローラIIに乗って」というCMソングが話題になった1994年発売の4代目「カローラII」
  • 2000年に登場したワゴン「カローラフィールダー」(初代)
  • 2006年に登場した2代目「カローラフィールダー」
  • 2012年に発売された3代目「カローラフィールダー」
  • 2013年に発売されたカローラ初のハイブリッド車
  • 日本で初開催された「オートモビルカウンシル2016」。国民車カローラ生誕50周年を祝い、カローラの歴代開発者が当時を語った=千葉市美浜区の幕張メッセ(伴龍二撮影)
  • 日本で初開催された「オートモビルカウンシル2016」。国民車カローラ生誕50周年を祝い、カローラの歴代開発者が当時を語った=千葉市美浜区の幕張メッセ(伴龍二撮影)

 まず生誕50年をきっかけにブランドを活性化させ、現在開発を進めている12代目の新型モデルで飛躍を目指すというのがトヨタの描く“青写真”だ。とくに、12代目のモデルでこだわろうとしているのが、若者にも受けるクルマづくりだ。

 現在の11代目のカローラの購入層は、セダンが平均69歳と、他の車種に比べて群を抜く高齢化ぶりだ。昔から乗り継いでいる客が多いためで、「おじさん」どころか「おじいさん」のクルマになってしまっている側面がある。だからこそ、次の乗り手である若者への訴求がブランド存続のカギになるとトヨタはみているわけだ。

 自動車メーカーにとって新型車の開発情報は秘中の秘だが、次の12代目について、安井氏は開発のさわりについて「スポーティーで安全、環境性能も備え、かつとがった感じも出したい」と話す。トヨタにとってカローラは、ハイブリッド車「プリウス」や、高級車「レクサス」で導入した最新の技術を応用展開して、廉価な価格で技術を広める役割も担う。

 12代目の開発を担当する小西良樹チーフエンジニアも「技術の大衆化という役割も担っており、次の開発車では、もっといいクルマを目指したい」と意気込む。カローラの最大の特徴である「安心、安全、信頼」という変わらない価値に、新たな価値を生む新技術を次々と搭載するなどの革新を進め、ブランドのさらなる深化を図れるか。それが生誕100年を迎えられるかの分岐点となりそうだ。(今井裕治)

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