
トヨタ自動車が今冬の発売を予定する新型「プリウスPHV」(左)と、ハイブリッド車「プリウス」【拡大】
新型は左右のヘッドライトを各4個のLEDライトに変え、スマートフォンに似た操作ができる大型のナビディスプレーを搭載するなど先進性を演出した。開発責任者を務める豊島浩二氏は、「次の全面改良までの7、8年で100万台を販売し、(環境車の)主流にしたい」と力を込める。
欧州メーカーは、独フォルクスワーゲンが6月に中型セダン「パサート」にPHVを追加。独BMWも1月に主力の「3シリーズ」からPHVを投入し、いずれも販売全体の1~2割を占めるという。「安い電気で走行するPHVは、いずれは軽油で走るディーゼル車とも競争できる」(関係者)。
各社が開発に注力する背景には、環境規制の強化がある。米カリフォルニア州は自動車メーカーに環境車の一定比率以上の販売を課しているが、18年から日本メーカーが得意とするHVは対象外になる。中国でもPHVなどの販売をメーカーに義務付ける動きがあり、ホンダや富士重工業なども来年後半以降の投入を予定している。