PHV投入相次ぐ、国内外で競争激化 2035年にHV台数上回るとの試算も (2/3ページ)

2016.8.27 07:00

トヨタ自動車が今冬の発売を予定する新型「プリウスPHV」(左)と、ハイブリッド車「プリウス」
トヨタ自動車が今冬の発売を予定する新型「プリウスPHV」(左)と、ハイブリッド車「プリウス」【拡大】

 新型は左右のヘッドライトを各4個のLEDライトに変え、スマートフォンに似た操作ができる大型のナビディスプレーを搭載するなど先進性を演出した。開発責任者を務める豊島浩二氏は、「次の全面改良までの7、8年で100万台を販売し、(環境車の)主流にしたい」と力を込める。

 欧州メーカーは、独フォルクスワーゲンが6月に中型セダン「パサート」にPHVを追加。独BMWも1月に主力の「3シリーズ」からPHVを投入し、いずれも販売全体の1~2割を占めるという。「安い電気で走行するPHVは、いずれは軽油で走るディーゼル車とも競争できる」(関係者)。

 各社が開発に注力する背景には、環境規制の強化がある。米カリフォルニア州は自動車メーカーに環境車の一定比率以上の販売を課しているが、18年から日本メーカーが得意とするHVは対象外になる。中国でもPHVなどの販売をメーカーに義務付ける動きがあり、ホンダや富士重工業なども来年後半以降の投入を予定している。

HVやEVを追い越すと予測

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