新型セレナの出荷一時停止 日産 アイドリングストップ機能不具合の恐れで

2016.9.2 21:49

全面改良し、自動運転技術を採用した日産自動車の「セレナ」
全面改良し、自動運転技術を採用した日産自動車の「セレナ」【拡大】

 日産自動車は2日、8月24日に発売した新型ミニバン「セレナ」の出荷を一時停止していることを明らかにした。停車中にエンジンを止めるアイドリングストップ機能に不具合がある可能性が浮上したため。顧客に引き渡した車体もあり、原因を調査して早急に対応を検討する。

 日産によると、アイドリングを止めた状態から再スタートする際に発電機にかかる負担で、回路の一部が損傷して車が進まなくなる恐れがあるという。

 社内の検査や販売店からの指摘で判明し、8月27日に出荷を停止。販売店には今月1日から登録や納車を中止するよう要請した。すでに約4800台が登録され、一部は納車済みだが、現時点で顧客から不具合の報告はないという。

 販売店は購入の申し込みを引き続き受け付ける。日産は問題点を解消した上で今月中旬にも出荷再開を目指す方針だ。

 新型セレナは、高速道路の同一車線で自動運転する技術を国内メーカーとして初めて採用した。日産は国内販売を回復する目玉商品と位置付け、年9万6千台の販売を計画しているが、出荷停止が長引けば修正を迫られる恐れもある。

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