フュートレック、音声書き起こし支援 重要会議議事録などの機密保持 (1/2ページ)

「VoiShredder」の操作。高い機密性を保ちながら会議の音声を書き起こすことができる
「VoiShredder」の操作。高い機密性を保ちながら会議の音声を書き起こすことができる【拡大】

 システム開発を手掛けるフュートレック(大阪市淀川区)は、音声書き起こしサービス「VoiShredder(ボイシュレッダー)」の運用を始めた。取締役会や事業戦略会議、コールセンターの通話音声など、機密性が高く社外へ依頼することが難しい内容の書き起こしを支援する。企業、政府機関、コールセンターなどを対象に、3年後には5億円の売り上げを計画。将来的には人工知能(AI)化して多言語に対応する。

 会議などの録音ファイルをアプリを使って発注すると、音声が約1秒ずつシュレッダーでカットされるように分断され、ランダムに書き起こし作業者に送信される。音声は前後のつながりが分からないようになるので機密が保持される。原則として翌営業日には完成しテキストが届く。受け取った発注者は校正して最終的に仕上げる。利用料金は1分につき162円。

 同社は2014年から提携先である米トランスクライブ・ミー(カリフォルニア)の書き起こしサービスを日本国内で代理店販売してきた。しかし重要会議など秘匿性の高い書き起こしは、文書管理ルールや個人情報保護などの事情から外注されにくいため利用が進まなかった。とくに重要会議の議事録作成は、部長クラス自ら書き起こしをしている場合が多く、機密を保持しながら音声認識で代用できるようにしてほしいという要望が寄せられていた。