TDKと東芝は2日、共同出資会社「TDKオートモーティブテクノロジーズ」を10月に設立すると発表した。新会社はハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)で使うモーターの回転数を制御するインバーターを開発・製造する。資本金は4億円でTDKが75%、東芝が25%出資する。12月から事業を開始する。
TDKは、交流電流を直流に変換するコンバーターで高いシェアを持ち、充電器など車載向け電子部品を幅広く手がける。自動車メーカーに複数の部品をセットで提供し、付加価値を高める提案に力を入れている。
今回、車載用インバーターを製造する東芝と提携することで商品ラインアップを拡充する狙い。一方、東芝もTDKの販路を活用し、インバーター事業の拡大を目指す。国際的な環境規制強化の動きを背景に、自動車市場では2020年以降、PHVやEVの普及拡大が見込まれており、両社は新会社を通じて需要を取り込む考えだ。