日本では利用率低いカード決済 パナソニック、東京五輪にらみ端末強化  (2/4ページ)

パナソニックのクレジットカード決済端末
パナソニックのクレジットカード決済端末【拡大】

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 使い勝手の向上や新市場の開拓にも力を注ぎ、25年には国際標準の非接触IC決済サービスの「PayPass(ペイパス)」や「payWave(ペイウェーブ)」に対応した決済端末を発売。今年3月からは通信速度を高めて決済スピードを向上させたモバイル決済端末や、クラウドに対応し、サーバー上でソフトウエアを更新し新たな種類のカードに素早く対応できる決済端末を売り出した。

 低いカード利用率

 日本では店舗などでの利用に加え、ネット通販の拡大により、クレジットカードを使った取引額は年々増加している。26年度のクレジットカードでの取引額は約46兆円で、消費全体に占める割合(利用率)は約16%だった。

 韓国のクレジットカードの利用率は73%、中国は56%、米国は34%となっており、主要国と比較すると、クレジットカードの利用率はまだまだ低い。

 観光庁の調査によると、訪日客の約半数がクレジットカードを利用している。その半面、日本クレジットカード協会(東京)が行った調査では、訪日客の3人に1人が少なくとも1度はカードが利用できない場面に遭遇しているといい、利用環境への不満も多い。

中国人観光客らの“爆買い”をはじめ、訪日客の消費が…