アクサ損害保険の「アクサダイレクトナビ」も現場写真を簡単に送信したり、衛星利用測位システム(GPS)で現場の位置を伝えたりする機能を搭載している。サービススタッフは契約者の口頭の説明では分かりにくい現場の状況を正確に把握し、どのような機材が必要かなどを判断、速やかに対処できる。
また、事故後の示談交渉についても、フィールドマネジャーと名付けた専門家を全国の主要都市に配置。契約者が加害者でも被害者でも、要望があれば訪問する。「ネット保険は事故対応が弱いとのイメージをなくしたい」と担当者は強調している。