「リアルでは不可能な演出」「可愛く見えるキャラとは」 ゲーム各社が見るVRの可能性 (2/4ページ)

「初音ミクVRフューチャーライブ」を紹介する林誠司氏(右)
「初音ミクVRフューチャーライブ」を紹介する林誠司氏(右)【拡大】

  • 身近に女の子がいる生活を体感できる「サマーレッスン」
  • 「特撮体感VR 大怪獣カプドン」を紹介する伊集院勝氏(左端)

 話題となる一方で、技術的にも発展途上にあるだけに、VRコンテンツを作る難しさを各社とも抱えている様子。カプコンの伊集院氏は、「『バイオ7』はVR対応にする予定はあったが、全編VR対応と言われて、そこからが苦難の始まりだった」と話し、「操作性やプレイヤーの行動、演出部分、ライティングなどありとあらゆる部分を再調整し直す」ことになったと明かした。

 玉置氏は、「画面で見たら可愛いが、VRの中に入ると人間に見えないことがある」と、開発して分かったポイントを明かした。「生まれてからずっと見ている人間について、お客さんは目が肥えている」。そのため、人間に見えるようにするにはどうしたら良いかを考え、ベストな姿を探っていったという。

 「今までのゲームで魅力的なキャラを作るというのは、記号的に格好良いものや可愛いものを詰め込むことだったが、現実にそんな人間はいない。分かりやすい魅力の付け方が難しい」と玉置氏。魅力とはどういうことかを考えるところからスタートして、作り込んでいった結果が、「サマーレッスン」を遊ぶプレイヤーにどう受け入れられるか。注目が集まる。

「いろいろなタイトルを作りたいが、ノウハウや技術が足りないことを痛感している」(伊集院氏)