VRに少し慣れて、次のソフトはコントローラーを使うゲーム「ロンドン ハイスト」(SIE制作)。ギャング同士のカーチェイスを繰り広げながら抗争相手のバイクや自動車を撃ち倒すのだが、助手席に乗って高速道路を快走していると後ろからきたバイクが追い越しざまにこちらを射撃。体に弾は当たらなかった(当たり前です)が、思わず「ウヒャ」と声が出る。こちらの自動車でバイクを引き倒したら、はじき飛ばされたバイクの運転手がフロントガラスを直撃し、「ウォッ」とまた声が出てしまった。その後は次々に襲ってくる追っ手を右手の小銃で撃つのだが、弾がなくなるとダッシュボードにある弾倉を装填するの仕組み。バーチャルな左手(実際にはコントローラー)で弾倉がつかみにくく、苦労した。
大手ソフト会社の恋愛シミュレーションゲーム(デモ版)は、女子高生の部屋にいる家庭教師役だが、部屋はやけにリアル。ミニスカートでアイドルっぽい女の子は人形のように見えるのもご愛敬か。その女の子が「ね、先生」などと話しかけてくると、「え?」などと奇妙な対応を取ってしまった。耳元で「今度どこかへ連れて行って」と囁かれたり、「動かないで」といって顔を近づけてきたときは、年甲斐もなくややドキドキ。SIEのスタッフにどう見えていたのか気になった。