
貯蔵タンクで発酵中のリキッド・フィード(同社提供)【拡大】
リキッド・フィードは工場近くにある養豚業者に運び、これを豚に与える。ファミリーマートから出た食品残さは離乳後から60~70キログラムまでの豚の飼料になるという。
リキッド・フィードで飼育した豚はハムなどに加工されるほか、ファミリーマートの「豚焼肉丼」「豚生姜(しょうが)焼き丼」といった弁当や総菜パンとして販売している。同社のこの一連の取り組みは11年3月、農林水産省、経済産業省、環境省から「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」に基づく再生利用事業計画(食品リサイクルループ)として認定された。
19年までに55%目標
良いことずくめにみえるリキッド・フィードによる食品リサイクルだが、課題もある。その一つはコスト面だ。コンビニ店舗から残さを回収するコストや食品リサイクル工場へ運ぶ運搬コストがかさむためだ。しかも、ドライバーの人件費が増加傾向にあり、廃棄物処理に関わるコストの上昇が続くことが予想される。