
トヨタ自動車が平成29年初めに発売する燃料電池バス「トヨタFCバス」【拡大】
トヨタ自動車は21日、水素を使って走る燃料電池(FC)バスを来年初めから販売すると発表した。FCバスの市販は日本で初めて。走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない環境性能や、排気音のない静かさをアピールし、32年に100台以上の販売を目指す。
FCバスは水素と酸素の化学反応で生じる電気でモーターを駆動する。搭載した高圧水素タンク10本の内容積は計600リットルで、1回の水素充填で200キロ以上を走行できる。停電時には避難所などの電源としての使用も可能だ。
定員は77人で、販売価格は約1億円。東京都が2台導入し、3月ごろに路線バスとして運行する予定。
トヨタは平成26年12月にセダン型の燃料電池車(FCV)「ミライ」を発売した。FCバスはミライの燃料電池技術などを活用し、グループの日野自動車と共同開発。30年には新型車も投入し、FCバスの普及を目指す。