NEC、モノの「物体指紋」識別サービスを開始 不良品探しや検査に活用期待

2016.10.21 15:54

 NECは21日、人工知能(AI)を活用して、モノの表面に浮かぶ紋様「物体指紋」を画像で見分ける「GAZIRU(ガジル)個体識別サービス」を28日から製造業者向けに提供すると発表した。完成した製品に不具合が見つかった場合、同じ部品や素材を使った他の製品を素早く特定し、回収・点検することができる。5年間で100億円の売り上げを目指す。

 製造工程で、ねじやボルトなどの部品や素材をカメラで撮影し、人間の指紋のように物体1個ごとに異なる物体指紋の画像データを蓄積。従来技術と比べ、紋様を10分の1程度細かく認識できるよう精度を高めた。識別用シールやICタグを準備する手間が省け、個品管理の効率化につなげる。

 月額サービス利用料(税別)は50万円からで、導入時の初期サポート料(同)は100万円。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。