
パナソニックが9月に発売した「ナノケア」シリーズ新製品のCM(同社提供)【拡大】
英ダイソンは5月に、日本では同社初の美容家電「ダイソンスーパーソニックヘアードライヤー」を発売。「低温、大風量で乾かし髪が傷みにくい」との触れ込み。参考価格で4万5000円と高額にもかかわらず、東京・表参道の同社の旗艦店でもっとも売れ筋となった。
シャープも今月、独自技術「プラズマクラスター」を活用したヘアドライヤーの新製品「スカルプエステ」(参考価格2万5000円前後)を発売。髪のみならず頭皮をマッサージし、フケやかゆみを抑える機能を搭載した。米コンエアージャパンは昨年末に、伊製ヘアドライヤー「ラピード」(参考価格2万4800円)を発売。フェラーリと共同開発した「速乾・低温風」のモーターが話題を呼んだ。
高機能、高価格帯のヘアドライヤーは06年のパナソニックの発売を皮切りに、各社の製品開発が相次いだ。GfKジャパンによると「その後はしばらく落ち着いた」が、この2年は外資の参入や機能の多様化で、2万円超の製品が続出。日本で高機能品を購入する「外国人観光客の増加も追い風」(GfK広報担当者)となり、再び伸びをみせている。