
楽天モバイルの新サービスと新端末を発表する楽天の平井康文副社長(中央)=27日、東京都世田谷区【拡大】
同社は「携帯3社の大容量プランと比較しても3割安い」と価格競争力を強調する。
MVNOによる格安スマホが販売を伸ばし、ガラケー利用者が乗り換える中、携帯大手は根強い利用者のいるガラケーの料金を下げることで対抗してきた。
楽天はガラケー市場に参入することで大手の攻勢を迎え撃つ考えだ。
楽天は格安スマホの弱点と言われている、直接購入したり相談したりできる販売店についてもてこ入れを図る。
販売店がない秋田県など13県のショッピングモールなどで臨時店舗を構えるほか、来年中にはゲオなどの量販店と提携するなど、販売店を150店増やしていく。
楽天のモバイル事業を統括する平井康文副社長は同日の発表会で「格安スマホの安かろう悪かろうのイメージを脱却したい」と述べた。