
オンキヨーの中野宏副社長兼COO【拡大】
オンキヨーは、オンキヨーブランドのハイレゾ対応スマートフォンを2017年に発売する。25日に実施された富士通コネクテッドテクノロジーズの報道関係者向け説明会にて、登壇したオンキヨー副社長兼最高執行責任者(COO)の中野宏氏が明らかにした。
オンキヨーは、富士通がNTTドコモ向けに開発したアンドロイドスマートフォン「arrows(アローズ)F-01J」に対し、オーディオ関連ハードウエアの監修を行っている。
中野氏はプレゼンテーションで、15年に参入したポータブルオーディオ事業を強化する方向性を示し、その中で「17年には、オンキヨーブランドのハイレゾ対応スマートフォンを発売する予定」と紹介した。開発中の端末について、ハイレゾ対応以外の詳細は明らかにされなかった。また、富士通とスマートフォンのオーディオ品質改善、携帯情報端末の開発や新規販路の開拓において協力していくと発表した。