まとめサイト問題、DeNAの経営を直撃 新規事業の柱が崩壊 (2/3ページ)

2016.12.8 13:08

まとめサイト問題で謝罪会見したDeNAの幹部。南場智子会長(右)、守安功社長(中)ら=7日午後、東京都渋谷区(桐山弘太撮影)
まとめサイト問題で謝罪会見したDeNAの幹部。南場智子会長(右)、守安功社長(中)ら=7日午後、東京都渋谷区(桐山弘太撮影)【拡大】

  • まとめサイト問題で謝罪会見したDeNAの守安功社長=7日午後、東京都渋谷区(桐山弘太撮影)
  • まとめサイトの無断転用等の問題を受け会見し謝罪したディー・エヌ・エーの守安功社長、南場智子会長(右)=7日午後、東京都渋谷区(桐山弘太撮影)
  • まとめサイトの無断転用等の問題を受け会見したディー・エヌ・エーの(左から)小林賢治経営企画本部長、守安功社長、南場智子会長=7日午後、東京都渋谷区(桐山弘太撮影)

 海外事業が仕切り直しを余儀なくされ、国内の一段の開拓を迫られたDeNAは、新規事業の中核に、「キュレーションサイト」とも呼ばれる情報サイトを位置づけた。前期は新規事業の2割程度だったが、直近は約5割を占めるまで拡大。先行投資が続いていたが、足元の10~12月期で黒字転換できると見込んでいたところに、記事の無断転用や誤情報記載など今回の問題が表面化した。

 豊富な現預金など、同社の財務基盤は全体でみれば安定している。キュレーションを含めた「新規事業・その他」のセグメントは売上高のまだ1割にも満たず、今回の不祥事の影響は限定的との見方もある。

 ただ、「新規事業は赤字基調のものが目立ち、そもそも採算性を高めることに苦労してきた」(大手証券関係者)同社だけに、やはりショックは隠せない。守安社長も会見で、「さまざまな新規の事業を作ってきたが、当初の期待通りに成長することが、結果として難しかった」と焦りを吐露。キュレーション事業については、「適正な体制で適切な情報を届けることができれば事業として成立する」としながらも、今後については「第三者委員会の調査を待つ必要があり、現時点ではいえない」と言葉を濁した。

 プロ野球「横浜DeNAベイスターズ」の親会社でもあり、ゲームを中心に消費者に身近な世界でビジネスをしている同社にとって、ブランドや信用が失墜したことのダメージは少なからぬものがある。また、メディアを運営する企業としては過去最大規模の著作権侵害の事案に発展する懸念も指摘され、訴訟リスクものしかかる。

第三者委の調査が焦点に

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