
パナソニックが来年2月上旬に発売する電動アシスト自転車「ビビ・EX」【拡大】
パナソニックは14日、来年2月にリニューアルする電動アシスト自転車の商品説明会を東京で開いた。
従来モデルに比べ電池容量を25%増やした充電池を搭載し、長い距離を走れるのが特徴で、都市部を中心に拡大する子どもの送り迎え需要などの取り込みを狙う。
新しい充電池は容量が20アンペアで、1度の充電で走れる距離が最大約110キロと、従来の16アンペアと比べ約26%伸びた。急な上り坂や重い荷物を載せた状態でも、快適に走れるという。
この電池を搭載した「ビビ・EX」(希望小売価格14万7960円)、子どもの送り迎え用「ギュット・ミニ・EX」(同17万640円)など4モデルを来年2月上旬に発売する。
電動アシスト自転車はヤマハ発動機とブリヂストン、パナソニックの大手3社が競合している。今後10年で市場が2倍程度に拡大すると見込まれ、パナは得意とする電池技術を生かし競争を優位に進める考えだ。
パナソニックの担当者は「今後も最新技術を逐次投入し生活の利便性を高めるお手伝いをしていきたい」と話した。