
パナソニックがインドで販売する「SANYO」ブランドの液晶テレビ(パナソニック提供)【拡大】
パナソニックのインド戦略には、この先さらに成長が見込まれるアフリカ市場への足がかりとする狙いも込められている。
津賀社長は「アジアや中国、インドで生産した製品をアフリカに持っていくことができるようになりつつある。おのおのの地域を強化して製品をつくり、その製品を使って次の地域を攻めるという循環ができれば強くなる」と強調する。
海外事業の持続的成長の鍵を握るインド市場。負けられない戦いは現地化の成否が勝敗を左右しそうだ。