松下電器元社長・森下洋一氏が死去 82歳 MCA売却、構造改革を推進

2016.12.22 06:05


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 松下電器産業(現パナソニック)の元社長で、学校法人関西学院理事長を務めた森下洋一(もりした・よういち)氏が18日、肝不全のため死去した。82歳だった。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男、洋(ひろし)氏。後日、お別れの会を開く予定。

 関西学院大商学部を卒業後、1957年に松下電器産業に入社。87年に取締役となり、常務、専務を経て92年12月に副社長。93年2月、谷井昭雄氏の後任として5代目の社長に就任した。

 バブル経済が崩壊し、電機業界が大きな需要減退に見舞われたなかでのトップ就任だった。買収したものの、収益があがらず「負の遺産」とされた米ハリウッドの映画会社であるMCA社の売却などを決断。グループ内で重複する事業の整理統合を加速させるなど、構造改革に取り組んだ。

 2000年6月、中村邦夫氏(現相談役)を社長に起用して自身は会長に就き、06年6月に相談役に退いた。12年6月から特別顧問。

 財界活動にも熱心で、経団連副会長や関西経済連合会副会長などを歴任。08年4月に関西学院理事長に就任し、13年3月に退任していた。

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