--自動車の安全技術の進展で事故率が下がり、自動車保険の収支も改善傾向にある
「技術の進展で軽減されたリスクがあるのであれば、それに合わせた保険料の設定は当然必要になる。しかし、各社で過度にやれば過当競争になって、その結果、収支が悪化してしまう。個人の家計の分野では、保険料は安定したものであるべきだ」
--自ら週1回のテレワークを実践するなど働き方改革にも熱心に取り組んでいる
「大げさに言えば、戦後ずっと続いてきた雇用慣行や会社の文化を大きく変えるので、目をそらさずに取り組めるかが重要だ。テレワークが機能する鍵は、上司が部下に求める成果を提示できるかだ。そのためには、部下のミッションを切り出して提示する必要があり、個々人の業務・ミッションを把握しておく必要がある。テレワークがきちんと機能するようになれば、育児休暇などといった概念もなくなるのではないか」
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【プロフィル】桜田謙悟
さくらだ・けんご 早大商卒。1978年安田火災海上保険(現損害保険ジャパン日本興亜)入社。損害保険ジャパン社長などを経て、2015年7月から現職。東京都出身。