
セイコーホールディングス中村吉伸社長【拡大】
--スマートフォンの台頭の影響で、若年層の時計離れへの懸念はないか
「幼い時期から時計に親しんでもらうことが重要だ。子供の職業・社会体験施設『キッザニア』の教育プログラムで、目覚まし時計の組み立て作業を体験してもらうなど、生活の中に時計を浸透させる取り組みも行っている」
--傘下の高級雑貨店「和光」の位置づけは
「和光の時計台が発信するブランド効果は現在も絶大で、金銭に換えられない価値がある。若年層には高級店のイメージが強すぎるようだが、お手頃価格の商品もある。ただ、カジュアルにスタイルを変化すれば、既存の利用客に来てもらえなくなる可能性もあり、展開の仕方は難しい。世代を越えて、また、何年にもわたって継続的に足を運んでもらえる店舗であり続けることが重要だ」
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【プロフィル】中村吉伸
なかむら・よしのぶ 慶応大工卒。1972年精工舎(現セイコークロック・セイコープレシジョン)入社。セイコーウオッチ常務、セイコーホールディングス専務などを経て、2012年から現職。千葉県出身。