--他の主力事業の課題は
「環境・ライフラインは構造改革の効果が出てきたので成長に軸足を移す。グローバルベースで拡大、成長、基盤、改革という4つのポートフォリオに分けてそれぞれ製品別の利益管理をしながら対応を進めていく。新興国のインフラは劣悪で、貢献する余地は大きい。売り上げ増に向けてM&A(企業の合併・買収)を含めて取り組んでいく。住宅の事業環境は歴史的なマイナス金利や株価上昇で、そんなに悪くはない。スマートハウスナンバーワン戦略の推進に力を入れる」
--新中期経営計画は、どのように進めていくのか
「白紙から始めるという気概を持つことが重要。過去の成功にすがっていたら大きな挑戦は難しい。最高益を更新した今だからこそ、足元を固めながら一歩ずつ進んでいく。市況や世界経済の不透明感などのせいにすることは、一切認めない」
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【プロフィル】高下貞二
こうげ・ていじ 同志社大経卒。1976年積水化学工業入社。2005年取締役名古屋セキスイハイム社長。同住宅カンパニープレジデント、同常務執行役員、同専務執行役員を経て、15年3月から現職。岡山県出身。