東芝、本体の資本増強検討 半導体参画企業などに優先株 (2/2ページ)

2017.2.6 06:17

東芝の資本増強の仕組み
東芝の資本増強の仕組み【拡大】

  • 東芝本社が入る浜松町ビルディング=東京・芝浦

 半導体事業の入札には、当初は意欲を示していたキヤノンが見送る方針を明らかにしているほか、ファンド関係者からも「条件が悪い」との声が出ている。間接的とはいえ、東芝本体に出資することへの抵抗感も根強く、増資手法の再検討を迫られる恐れもある。

 東芝は2016年4~12月期決算を発表する今月14日に損失額や対応策を公表する予定だ。決算期末である3月末に債務超過に陥ると、東京証券取引所第1部から2部に降格するため、財務改善を迫られている。

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【用語解説】優先株

 普通の株式に比べて、配当を多く受け取れたり、会社解散時の財産配分で優遇されたりする株式。ただし、議決権がないなど株主としての権利を制限している場合が多い。通常の株式よりも引き受け手を見つけやすく、資金調達がしやすい利点がある。普通株に転換できる権利がついているケースも多く、企業再生の手法として活用される。

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