
主力の原発事業を大幅に見直している東芝(AP)【拡大】
東芝の自己資本は昨年9月末時点では約3600億円だが、巨額損失の計上によって大きく毀損(きそん)する。今年3月末時点で負債が資産を上回る債務超過に陥ることを回避するため、資本増強を急ぐ。
半導体事業を3月末に分社して一部株式を売却するほか、東芝テックなど上場グループ会社の株式や保有する資産の売却、構造改革の先送りによる資金捻出などを検討している。資本増強の柱となる半導体事業の分社化については、海外の半導体大手や投資ファンドなどが分社して設立する新会社への出資に名乗りを上げている。