日本の携帯は本当に「ガラパゴス」だったのか? iモードの革新性見抜いたグーグルCEO (2/5ページ)

NTTドコモが「FOMA703i」シリーズを発表した2007年、スマートフォンの基本ソフト「アンドロイド」の開発が始動していた
NTTドコモが「FOMA703i」シリーズを発表した2007年、スマートフォンの基本ソフト「アンドロイド」の開発が始動していた【拡大】

 「国内のハイエンド市場のビジネスモデルが海外では通じない」。懇談会では、日本の携帯を独自進化したガラパゴス諸島の生物に例えて嘆いた。力のある通信会社が販売店に奨励金を出し、携帯端末を実質0円で販売する商習慣も批判を浴びた。

 「ICTを自動車と並んで日本を代表する産業に育て上げられるよう、努力していただきたい」

 総務相の菅義偉(68)もそう発言した。

 背景には総務省の危機感があった。日本メーカーの独壇場だった国内市場でさえ、韓国や台湾など新興国・地域の攻勢を受け始めていた。

 日本の携帯は本当に「ガラパゴス」だったのか。

 「日本はキャリア(通信会社)が強すぎると批判していたとき、彼らは(当時世界首位だったフィンランドの携帯大手)ノキアをモデルにしていた」

 ドコモでiモード開発を担った夏野剛(51)は言う。「ノキアは特定の通信会社向けの端末は作らない。それが世界のスタンダードだ。日本はガラパゴスだ、と」

そしてノキアには何が起きたのか…

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