
「刺激とストレスが必要な人にはスタートアップが向いています」と話すインフォステラの倉原直美さん【拡大】
--起業なんてしない方がいいということですか
「(笑)誰でも起業に向いているというわけではないですね。とてもエキサイティングで、同時にストレスもたまります。この環境が大好きな人は大企業では働けないのではないでしょうか。私たちのように、刺激とストレスが必要な人にはスタートアップが向いています」
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事業内容もさることながら、倉原氏が自分の道を歩もうとする決意には深く感心した。既存体制と戦う起業家の話は珍しいわけではないが、彼らの多くは、変わらない現在の社会経済のシステムから実際は恩恵を受けている。スタートアップの文化は現在では若者を中心に歓迎されるようになっている。資金を調達することも以前より簡単になっており、資金調達ができればビジョンを認めて支援する人も増えるものだ。
しかし、倉原氏のような人と話すと、自分の考えで道を切り開くことの意味を考えさせられる。博士課程とポスドクでは女性が一人という環境で夢のために研究を続け、家族の期待に反して起業するというのはたやすいことではない。
人工衛星運用のための地上局のネットワーク化は小さな市場かもしれないが、それも長くは続かないだろう。この先10年間で爆発的な成長が見込めるからだ。インフォステラはこの市場とともに成長することを目指す。倉原氏の挑戦が楽しみだ。
文:ティム・ロメロ
訳:堀まどか
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