
福井県あわら市の実証実験での宅配ボックス設置例【拡大】
一方、設置後の12月度の荷物総数は761回。1回で受け取った荷物が53%で、宅配ボックスで受け取った荷物が39%。再配達となった荷物が8%となり、宅配ボックスの設置により、299回の再配達を削減した。
宅配ボックスが稼働しなかったケースも計57回あった。理由を調査した結果、「要冷蔵・冷凍の荷物」だったり、「大きすぎて宅配ボックスに入らなかった」などの理由が挙がった。
同社は、再配達のさらなる削減には、宅配業者への宅配ボックスの使用方法の周知徹底、冷蔵・冷凍やサイズの大きな荷物にも対応できるよう、ラインアップ拡充を検討する必要性が見えてきたという。あわら市とパナソニックが主催する今回の実証実験は、日本郵便とヤマト運輸の協力で行われている。(インプレスウオッチ)