だがネット通販を営み、宅配便で商品を送り出す小売業は無数にある。いくらアマゾンが大手とはいえ、シェアは過半数には遠く及ばない。
それでもヤマトの運転手からは時間帯や便によって「アマゾンの荷物が多い」という印象が聞かれる。
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アマゾンの場合、量やシェア以上に、その「送り方」にも他社とは異なる特徴があるようだ。利用者目線で指摘してみたい。
先日、アマゾンで注文した荷物が複数に増え、1回ですむはずの宅配回数が3回に増えた経験をした。5回、6回と増えたかもしれない。こうなると“自己増殖する宅配便”と言っていい。