
スペイシーの事業は、会議室の効率的な活用に貢献している【拡大】
◆話を聞かれない所
--会議室版Airbnbと説明されることがあります。具体的なサービス内容は
「会社の外で打ち合わせをするとき、喫茶店やカフェで会うのが一般的ですが、ほとんどの人は選択肢があるなら人に話を聞かれない所で話し合いたいと思っています。一方で、会議室が使われていなかったり、部屋が空いている時間があったりする建物も多いです。スペイシーは両者をマッチングするサービスです」
--どんな人が利用しているのですか
「リリース当初は、ユーザーのほとんどが営業担当者になることを想定していました。でも、始めてみると多くの企業がスペイシーを使って会議室を予約し、社内会議に利用するようになりました。打ち合わせスペースが足りないオフィスがたくさんあることが分かりました」
--供給側はどうですか。どんなスペースが掲載されているのでしょう
「使われていない会議室、空き時間のあるオフィス内の一室、コワーキングスペースがほとんどです。ほかには、マンションの部屋もありますし、語学学校の教室がクラスのない時間帯や、カラオケボックスの利用客が少ない時間帯に、スペースを有効活用するために掲載されています」