【千葉元気印企業大賞】キーパーソンインタビュー (4/5ページ)

2017.3.28 05:00


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 満30歳の2008年2月、NPO法人を設立。障害児の保護者から「特別支援学校を出た子供の次の通所先が船橋市西部にない。新しくつくらない?」と持ち掛けられたことが機縁だった。通所施設運営ノウハウを蓄えるまでの間、まずは経験を持つ障害者の居宅介護や行動援護、移動支援など生活支援事業から始めた。すぐ契約者が集まり、黒字運営に。障害者支援事業への需要の多さを実感、「いっしょに生きる」という活動理念を明確に抱いた。

 「良きサービス事業者でありたいですが、サービスができればそれでいいとは思っていません。障害のある人もない人も共に生きる地域社会をつくる、というのが願い。サービスは『共に生きる』を実現する手段であって、その先の社会づくりのために何ができるか追求したい」

 4年後、日中通える障害者施設をつくった。同時に、次の目標が芽生えていた。障害者の地域の中での暮らしの場となるグループホームのオープン。「暮らしを支えることができて初めて、『いっしょに生きる』ことの意味がわかるように思える」からだった。昨年10月。定員5人、重度の知的障害者が生活するグループホームの開所を実現した。

 9年間、率先して障害者の傍らで生き、従業員に背中を見せてきた。常に現場に出ながらのマネジメント。今後はそれでいい? 最近は、法人経営のあり方について考えることも多い。「出会えた障害のある方お一人お一人とご家族と、楽しく共に生きていきたい。この一念でこれからも動いてゆくんだろうな、私」。障害者支援のトップランナーとのひとときは、スペシャルオリンピックスのボランティアとしても活動したという20世紀の女子最強ランナー、グレテ・ワイツの走りをなぜか思い出させた。

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