
決算説明会で質問に答えるソフトバンクグループの孫正義社長=10日、東京都中央区(菊本和人撮影)【拡大】
これまでソフトバンクは積極的なМ&A(企業の合併・買収)戦略で急成長してきたが、有利子負債が膨らむなど財務面の負荷も指摘されてきた。
ファンドの運営開始後は、1億ドル以上の投資に関しては原則、ファンドから行う。財務体質の改善と大規模出資を両立させる戦略だ。
孫社長は今月の決算会見で、「超知性(人間の能力をはるかに超えた人工知能)の誕生により、全てのビジネスが再定義される」と改めて強調。その商機をとらえることがファンド設立の目的で、「ソフトバンクはファンドによって進化する」と話した。
ソフトバンクが社運を賭けるファンドの運用や出資先に関心が集まるとともに、巨艦ファンドがAIやIoTへ与える影響も注目されそうだ。