
スマートフォンの液晶画面に保護シートを貼る「duAro」(手前)。奥は「Pepper」=25日午前、大阪市【拡大】
ソフトバンクは25日、スマートフォンなどを販売する店舗「ソフトバンク梅田中央」(大阪市北区)で、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」と川崎重工業が開発したロボットが協力し、客のスマホの液晶画面に保護シートを貼る有料サービスを始めた。31日までの期間限定。
ペッパーが客から携帯電話の機種などを聞き、置く場所を指定するといった接客を務める。
シートを実際に貼る作業は川崎重工のロボット「duAro(デュアロ)」が担当する。価格は保護シート代を含めて2000円。
保護シートをスマホに貼った会社員の女性(26)は「ロボットは汗もかかないし、指紋もないので自分で貼るよりきれい」と話した。
ペッパーは人と会話できる機能が注目を浴び、ソフトバンクの店舗2000店以上に設置されているほか、2015年からは一般向けに販売され、小売店や金融機関などにも置かれている。