
香りとコクが楽しめる夏にぴったりの無糖コーヒー【拡大】
□鈴木太郎副社長
■「ここにしかないもの」を常に
--東京農業大学に入ったいきさつは
「植物や生物が好きで農学部に行くことにした。そのときはコーヒーとつながっていなかった。父と仕事をしたくなかったから農業をやろうと。ブルーベリー農家をやりたかった」
--海外で語学に励んだ
「大学3年の夏にいきなり父から『グアテマラに行け』といわれて、スペイン語の学校に通わされた。英語が通じず、ジェスチャーをしながら言葉を身に付けた。育種に関わる研究者とも友達になった」
--その後、心境が変化した
「2000年には父から『コロンビアに行け』といわれ、コーヒーの品質を調べる部署に半年いた。腹をくくって、この仕事しかないなと思った。東日本大震災(2011年3月)後くらいから経営に関わるようになった」
--父親から学んだことは
「コーヒーの選び方。『原料にはエネルギーをかけろ』といわれてきた」
--喫茶のメニューに地元産の果物を使ったシェイクがある
「地元の良いものを使ってみたかった。イチゴシェイクは村田農園(茨城県鉾田市)のイチゴを使う。ブルーベリーもある。新商品は鉾田市の農家のメロンを使った」
--心掛けていることは
「楽しく仕事ができるようにすること、基本的にはコミュニケーション。社員も率先して海外に出し、品評会の審査員や農園の収穫をさせている。人のつながり、教育には金と時間をかけている」