【JAPAN style】東京五輪へ「遠隔通訳」に脚光 安価で多言語対応、小売りなど導入相次ぐ (1/4ページ)

チェックインするときスマイルコールを使い笑顔で対応するスタッフ(左)=東京・新宿のプレミア新宿駅前店
チェックインするときスマイルコールを使い笑顔で対応するスタッフ(左)=東京・新宿のプレミア新宿駅前店【拡大】

 訪日外国人客数が過去最高水準で推移する中、タブレット端末などを利用した24時間遠隔通訳サービスが脚光を浴びている。小売り、観光関連企業が外国人客に対応するには、外国語に堪能なスタッフが必要だが、費用などの面で限界があった。これに対し、新たな通訳サービスは、わずかな利用料を払えば、多くの国の言語にいつでも対応できる。東京五輪開催で訪日客が一段と増加する2020年に向け、普及に弾みがつきそうだ。

 利酒師に代わり接客

 東京・神田に今年5月、日本酒を専門に扱う酒販店「和酒や」がオープンした。地方の中小酒蔵からこだわりの逸品を取り寄せ、試飲(有料)しながら気に入った日本酒を選んでもらう販売手法をとる。

 オープン当初から訪日客をターゲットにしていたが、飲み手の要望などから好みの日本酒を見つけ出す「利酒師」の資格を持つスタッフも、外国語で酒造りならではのうんちくを傾けることは難しい。

 こうしたとき利酒師に代わって接客するのが、インデンコンサルティング(京都市中京区)が12年1月から提供している遠隔通訳サービス「SMILECALL(スマイルコール)」だ。

月額1万4000円(初期費用3万円)の定額制

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